整流を観察したよ

こんにちは。

今日はオシロスコープ(ADALM2000)でダイオードによる整流の様子を観察していました。

ものすごく基礎的なことですが、自分でやってみるのはやっぱり良いですね。

コンセントから100V50Hzをとり、トランスで6Vにしてから整流しました。実際のところ7Vだったり、実効値のことを完全に忘れてたりしましたが、上手くいきました。

 

1.なにもなし

まずはそのまま波形を見てみました。

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点線間は10msなので波一つは20ms、50Hzになっていますね。

 

2.ダイオード1つ

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this image was created with Fritzing.
この画像はFritzingを用いて作成しました。
URL:https://fritzing.org/

Fritzingで交流電源を見つけられませんでした……

回路の左には交流電源、右にある赤と黒の線はオシロにそれぞれ繋がっています。

ダイオード1つなので、抵抗の上から下には流れますが下から上には流れません。

 

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オシロでも上半分のみ残り、下半分は消えているのが確認できました。

 

3.ダイオード4つ(ブリッジ整流)

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この画像はFritzingを用いて作成しました。
URL:https://fritzing.org/

次は4つダイオードを使い、ブリッジ整流を観察しました。

緑の先に交流電源、赤と黒の先にオシロです。

このように配置することで、交流がどちら向きに流れても、ダイオードで一方向にすることができます。

 

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波形からも、下半分が上にひっくり返っているのが確認できますね。

この辺りでもうめちゃくちゃ興奮してました。

 

4.コンデンサを追加(平滑化)

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この画像はFritzingを用いて作成しました。
URL:https://fritzing.org/

コンデンサ(今回は電解コンデンサ)は電気を蓄えることができ、今回のように山があると、電気が大きい時は充電、小さい時は放電するので平らに近づく。

平滑というんですって。

 

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波形も、だいぶ真っ直ぐに近づいてますね。

この辺りで興奮の最高潮でした。

このようなジグザグなものをリップルというんですって。記憶にあるようなないような……。

 

これをもっと平らにするにはコンデンサを増やしたり、コイルを使ったりするらしいですがまた今度。

 

感想

めちゃくちゃ楽しかったですね。

自分の手にオシロがあって、自分の手で回路組んで波形を観察なんて学校でしかしたことありませんでしたから、ADALM2000とその開発者さまには感謝です。

 

あと、何故だかコンデンサが液漏れしてました。

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耐圧的には余裕があるはずなのですが……まだまだ勉強不足ですね。

古いのかもしれない、とアドバイスもいただきました、ありがとうございます。

 

そして、こういう作業配信もできそうだということがわかったので、これからもしていきたいですね。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。